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2008taiwan 
2008年6月、台湾(中華民国)に行ってきました。連日30度を超える気温の中、ローカル線、駅弁の旅を満喫してきました。
taroko
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写真) 太魯閣国家公園。渓谷を作り上げた自然の力、ここに道を通した人間の力に感服。
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puffin6月20日(金)成田 -> 台北Taipei
puffin6月21日(土)九份(九分) , 布袋戲(人形劇)鑑賞
puffin6月22日(日)台北 -> 阿里山森林鉄道 -> 阿里山Alishan
puffin6月23日(月)阿里山 -> 奮起湖 -> 台北
puffin6月24日(火)台南(玉井)
puffin6月25日(水)集集線
puffin6月26日(木)太魯閣国家公園 , 花蓮
puffin6月27日(金)北投温泉 , 故宮博物院 , 京劇鑑賞
puffin6月28日(土)台北 -> 成田
Taiwan
漢字表記について

 台湾は日本と同じ漢字文化圏ですが、やはり、日本とは違う漢字がたくさん有ります。そのため、

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 のように、近い漢字で代用しているサイトも有りますが、このサイトではなるべく台湾語表記に従って書くことにしました。しかし、私のエディタでは、標準では表記できない漢字があり、漢字コードを使用しています。その為、環境(フォント設定)によっては文字化けする可能性がありますが、ご了承下さい。

 以下、文字化けしそうな2文字の単語を列挙します。もし、「九・」とか「九?」になってましたら、ブラウザのフォントを変えてみるか、あきらめてください。

「九份」、「飯糰」、「溫泉」
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街道をゆく (40) (朝日文芸文庫)

 「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」等の長編大作で有名な司馬遼太郎の紀行文。中国にも造詣が深い著者としては、この作品の発表にはかなりの勇気が必要ではなかっただろうか。なるべく客観的に描こうとはしているが、それでも台湾への親愛に満ちている。「日本は戦争中、近隣諸国に対してひどいことをしてきた」と、教育を受けてきた自分にとっては、そこには教科書とは全く違う日本の近代史が存在していた。

 少し文体が古めかしいので、慣れていないと読みこなすのが難しいのが難点。じっくり、時間をかけて読みたい。
悲情城市 1989年、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督作品

 公開当時、日本では自主制作映画ブームみたいな物があり、その文化を支えていた雑誌「ぴあ」が制作に参加している。また、シンセサイザー癒しミュージックの草分け、S.E.N.S.が音楽を制作。ビデオカメラが一般家庭に広まる直前、映画に夢があった最後の時代に作られた、本国台湾だけでなく、日本としても映画史に残る一作。

 台湾近代史を知ることが出来る一作だが、個人的には映画大好きだった時代を思い出す作品。まあ、九份に行こうと考えている人は、ぜひ見て下さい。

戯夢人生 1993年、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督作品

 布袋劇(台湾人形劇)師、李天祿(リー・ティエンルー)の半生を描いた作品。日本統治下の台湾が舞台だが、初めてこの映画を見た時、そこに描かれている“隣人としての日本人”に驚いた記憶がある。「ひょっとして、教科書の歴史は違うんじゃないの?」と疑問を持つきっかけとなった。

 残念なのは、DVD化されず、ビデオも既に廃盤になっていること。中古で探すしか有りません。
食べる指さし会話帳〈4〉台湾 (ここ以外のどこかへ!)

 グルメ天国、台湾。さあ、この本を片手に、夜の町に出かけましょう。普通の旅の指さし会話帳〈8〉台湾もありますが、食に特化したこちらの方が、読んで(見て)いて楽しいです。
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