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2005alaska 09/15
マンレイの朝

 ほとんど寝る時間は無かったが心地よい目覚め。窓の外に見える白樺の木はすっかり葉を落としている。今朝は妻も機嫌が良いようで、一緒に朝食のパンケーキを食べる。「ノーザンライツは見ましたか?」。白川由美おばあ様にありきたりの言葉でしか感動を表現できないのがもどかしい。車に荷物を積み込みいざ出発。来た時は黄金色に被われていた丘だったが茶色の枝が風景をまだらにしている。アラスカの短い秋に立ち会えた偶然に感謝。

フェアバンクス

 マンレイから3時間程度でパイプラインのビジターセンターまで到着。往路よりも30分程度短縮。店番の女性は我々を覚えていて「やあまた会ったね。何処に行ってたの?」と話しかけられる。今日もしっかり歴史書を読んでいる。昼飯はフェアバンクスに入る直前にまたしてもプチキャンプ。妻の創作料理、コーンスープラーメンは、なんだかなあ、な味。

 フェアバンクスの街に入る。アラスカ第2の都市にしては静かな印象だ。空港を一周してレンタカーの返却場所を確認した後、今日の宿、フェアバンクス・プリンセス・リバーサイド・ロッジFairbanks Princess Riverside Lodgeにチェックイン。これまでのプリンセスホテルと違い、都会的な作りのホテル。チナ川Chena Riverに面した居心地の良い部屋に荷物を下ろす。今日、明日はオーロラ観賞の予備日のため観光の予定はない。暫くごろごろした後、夕食のため街に出る。○○の歩き方とロンリープラネットを見比べながら数件をまわり、タイ料理のタイ・ハウスThai House Restaurantへ。入り口はちょっと怪しかったが陽気な店員さん・・・タイからの出稼ぎと思われる女性、亜熱帯の国から極寒の地へ・・・の居る人気店。テイクアウトを取りに来る人も多く、結構賑わっている。

 システムがよくわからなかったがおかず2品を頼むと勝手にご飯が付いてきた。しかも金属のおひつに入って食べ放題。久しぶりに炊きたての美味しいご飯に出会えて大満足。食が進むが量も多く残してしまった。すると店員さんがテイクアウト用の容器に残った料理とご飯を詰めてくれた。フェアバンクスお薦めの店、第1位、としましょう・・・1軒しか行ってないので2位は無いけど。

 宿に戻る。部屋の窓から空を見上げる。月の光が見えるが全体に薄曇り。体力、気力があれば今夜もオーロラに挑戦しようと思っていたが、あっさりあきらめることにする。ちなみに宿の裏の川沿いは、街灯も少なくちょっとオーロラ待ちをするには良いかも知れない。テレビを見ながら・・・久しぶりに多チャンネルで、カトゥーン・ネットワークCartoon Networkでは日本のアニメを放映していた・・・ゆっくりと寝た。


09/15 end


Photo
マンレイ・ロードハウpuffin マンレイ・ロードハウ
掃除をしているのが白川由美おばあ様。
部屋の窓からpuffin 部屋の窓から
秋のアラスカ。遠くに見えるのは飛行場です。
チナ川puffin チナ川
ホテルの裏を散歩
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