成田空港発、ヘルシンキHelsinkiまではフィンランド航空の直行便で約10時間の旅。新潟上空を通過後シベリア上空を飛行、フィンランドFinlandにはいる。
ヘルシンキ着は、現地時間の15時20分の予定だったが30分程度早く到着。早速入国審査。「Hyvaa paivaa(こんにちは)」と知ったかぶりに言ってしまったらフィンランド語で嬉しそうにまくし立てられなにも言えなくなってしまった。
ロバニエミRovaniemiまでの国内線は自由席。機内販売で、黄色くて四角い箱に入ったお菓子が飛ぶように売れているのを見た。いったいあれは何なのだろう。1時間ちょっとの飛行で17時過ぎ、北極圏の空港に着く。空港の周りは岩だらけで、最果ての地に来た感じが漂う。
バスに乗り、ロバニエミ市内のホテルに向かう。スカンディックホテルScandic Hotels Rovaniemi。この辺りの観光シーズンは冬なのでホテルも閑散としているが、なかなか親切な応対。部屋にあるプライベートサウナの使用方法を詳しく説明してくれる。そう、フィンランドと言えば、フィンランドサウナ。ちょっといい部屋(普通の部屋より数千円増し)を予約すればサウナ付きの部屋に泊まることが出来る。
晩飯を食べに散歩に出かける。寒い。川沿いの優雅な散歩道を歩きたかったが妻が帰りたがるので断念。北緯60度の街は日が長く、まだまだ明るい。しかし商店は軒並み閉まっている。まあ着いたばかりであまり食欲も出ないので世界最北のマクドナルドで夕食を済ませた。
夜、早速サウナにはいる。使い方に少々手間取るが、無事に準備完了。仕組みは簡単、電気コンロのような装置で石を焼き、時々上から水をかけてやればその蒸気が広がり体が温まる。プライベートサウナなので自分で蒸気を調整できるのが嬉しい。これくらいの装置だと日本でも簡単に導入できそう。
しかしフィンランドの一般的なホテルには浴槽がないらしい。ここのホテルにもシャワーしか付いていない。サウナに入るよりも浴槽にゆったり浸かった方が体が温まる気がするが、どうなんだろう。1日目、おしまい。
08/20 end
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