いよいよ帰国の日。モーニングコールをお願いしておいたら、従業員の人が直接起こしに来た。7時40分の便に乗るために4時起きなのだが、さすがに外は真っ暗。荷物をまとめる。5時にチェックアウトをしにフロントへ行くと、既に食事の用意が出来ていた。先ほどの人に笑顔で勧められる。早朝の便が多いだけに、この時間に食べる人もいるのだろう。どうせ機内食があるので丁重にお断りをし、チェックアウトをお願いする。こぢんまりとしたホテルだが、サービスも丁寧だし、コーヒーも美味しいし、満足の出来るホテルだった。
ケフラヴィークへ向かう。次第に明るさを増してくる景色。周囲は溶岩台地、向かう先は濃い霧に包まれて雲海のような状態になっている。アイスランドの大地が、最後にまた新たな表情を見せてくれたようで、感動的な風景だった。
車を返し・・・・メーターを見ると全行程で1,000キロちょっと。ジムニー君、ちっちゃい体で良く頑張りました。ありがとう・・・・、チェックインを済ませる。荷物は成田まで直送してくれるようだ。霧が濃いので不安だったが、北米からの便は順調に到着しているようなので安心。自分たちのストックホルム便も予定どおりに搭乗、アイスランドを飛び立った。
帰りの行程は、ケフラヴィーク、ストックホルム、ヘルシンキ、成田と3便の乗り継ぎ、成田には朝の9時頃着。機内ではひたすら眠り続けた。これで今回の旅行記は終わり、と思ったら最後におまけ。成田空港で荷物が出てくるのを待っていると、妻が松任谷由美を発見。大量の機材を次々とカートに乗せている。同じ便に乗ってたのね。フィンランドで何してたんでしょう。
08/13 end
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