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1998scotland 05/18
 だいぶ心地好い目覚め。後はもう帰るだけ。1階のレストランで朝食。シリアル、ヨーグルト、薄切りのトースト。これだけ毎日シリアルを食べてくれればケロッグ社も安泰だろう。それはよいとしてこの薄切りのトーストが許せない。これはパンと言うよりもラスク。薄くて、小さくて、カリカリに焼いてある。どこのホテルにも、マリーおばさんの所にも薄切りトースト用の台があったので、スコットランドではこれが普通なのだろうが。

 タクシーで空港に戻る。初めてロンドンタクシーに乗る。乗りやすくて、荷物も一緒に車内に持ち込めて便利がいい。意外と走りも良いので運ちゃん飛ばしまくり。

 グラスゴー空港からロンドン、ヒースローへ、無事到着。日本人団体客に遭遇。生粋のおばちゃん言葉を久しぶりに聞く。出発ロビーで待っていると超音速機コンコルドを発見。三角形の美しい翼に英国航空のシンプルなデザイン。

 無事に離陸。帰りは晴天に恵まれ、凍り付いたシベリア平原がくっきり見える。映画を2本見て、退屈で死にかけたところで成田に到着。ここで一悶着。行きの機内で注文した免税品の土産が届いていない。最後まで待たされた挙げ句、 「取り寄せになるので今日は渡せない、いつ届くかわからない」 と告げられた。なぜ飛行機に乗った時点で伝えてくれないのだろうか。そうすればキャンセルするなり、代わりの品をその場で買うなり対処が出来る。他にも数人同様の人がいて英国航空の係官に詰め寄っていたが、 「担当じゃないのでわからない」 の一点張り。この旅行で一番腹立たしい出来事となった。

 とりあえず、無事帰国。新婚旅行は何処にしようかと考えたとき、 「世界の涯てでも、行ってみるぅ?」と、軽い気持ちで発した言葉からこんな大変な旅行になってしまいましたが、一生忘れられない旅となりました。

       「新婚旅行は何処に行ったの?」 と、誰かに聞かれたら、
       「世界の涯てまで」 と答えるでしょう。


05/18 end

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