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1998scotland 05/17
 今日も良い天気だ・・・暑くなりそう・・・。

 まあまあの目覚め。体調はだいぶ回復してきたようだ。朝御飯は、相変わらずのケロッグのコーンフレーク。今日はグラスゴーに向かってひたすら南下、田舎道を抜けて走る。ヒースが茂っているが、季節外れで花はない。かわりにブルーベルというきれいな紫色の花が丘一面に咲いていた。北海道のラベンンダーの丘のようだ。

 スコティッシュウールセンターで土産物を物色。けっこう大きな施設で観光バスも停まっている。本場だけあってウール製品が安い。羊のショーが始まるというので見に行った。ちゃんと日本語のパンフレットも用意してある。入場料を払って中にはいると・・・くさい。牛小屋のような臭いが充満している。しばらくするとおっちゃんが登場、ショーの始まり。各地の珍しい羊を登場させ、面白可笑しく解説をしてくれる。時々助手のおにいさんが変装をして登場。簡単な芝居をして笑わせてくれる。羊のショーというよりもおっちゃんたちのショーであった。

 スコットランド人は皆飛ばし屋で、一般道でも時速80キロ程度だと次々に抜かれていく。おかげで移動に要する時間が見込みの半分程度で済み、大きく東にそれるがスターリングまで行く事にした。スターリングは、映画 「ブレイブハート」 でも描かれたスコットランドとイングランドの一大決戦地。丘の上にスターリング城がそびえ立つ。城内は、日本で見る城と同じく、武具の展示とか、ゆかりの物の展示とかが並ぶ。中にイギリス軍のコーナーがあった。太平洋戦争関係の展示もあり、日本軍の資料もあった。

 簡単に町を散策した後、グラスゴーに戻った。レンタカーを返す前にガソリンスタンドへ。自分でガソリンを入れるのは生まれて初めての体験。車を停めて、給油口を開けて、ノズルを差し込んで、レバーを引く・・・たちまちガソリンが溢れ出てきた。なぜだ。あきらめてスタンドのレジの兄ちゃんに聞くが、面倒臭そうな顔をしてとりあってくれない。困り果てているとレジに並んでいた恰幅のいい警官が来てくれた。こんなとこで警察の世話になってしまった。

 空港からタクシーで今日の宿、Moat House に向かう。日本で言えば幕張メッセのような、中心部からちょっと外れた所に展示場と並んで建つ超近代的なホテル。グラスゴーは夜景の美しい街らしいが、例によって日が沈まない。高層階の窓の真正面に西日がさす。疲れが出てきたのか、つまみ食いが多いのか、あまりお腹がすかないので夕飯はルームサービスで済ませる。こうしてスコットランド最後の夜は更け・・・ないので遮光カーテンを閉めて寝た。


05/17 end


Photo
Kings House Hotelpuffin Kings House Hotel
ライダーが大勢泊まっていた。人手が少ないせいか、食堂などは清潔とは言い難かった。映画(ケリー・チャン)に興味がなければ近くに美しいB&Bがいくらでもあるのでそちらがおすすめ。
スターリング城からの眺めpuffin スターリング城からの眺め
大きな町で、歩いているだけで楽しい。
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